いつからか自分の心の中に小さな川が流れていることに気付きました。

その小川は静かで、穏やかで、爽快で、澄んでいます。

日常の喜びに出会うと、たっぷり幸福を奏でながら私の中を流れ、

日常の苦しさに会うと、波を立てず静かに流れていきます。

心の中の川に流れに身を任せ、

喜びも悲しみも自然に流し、

瞬間瞬間を喜びを味わい、心配したりもするけど、

どれも長くは留っていません。

喜びの瞬間はたっぷり楽しむけれど

それもまた流し、

再び迎えるであろう新しい喜びに期待を寄せます。

辛いことがあれば、静かに自分と向き合い、自分と話をしながら考え込んだりもしますが、

その後はまた心の小川に任せて流します。

瞬間瞬間の感情を丸ごと感じて、きれいに空にすると、

また新しい感情が嬉しい来客のように訪ねてきます。

静かに瞑想して、

無念無想に歩き、

日常で出会う縁に忠実し暮らし、

常に感謝する気持ちでいっぱいです。

何度もの心が割れる経験をし、

そのように心の基準が割れるたびに、

痛みで涙が止まりませんでした。

これからも脱皮するかのように、捨てなければならない古い習慣が次々と剥がれていくことでしょう。

でもこれからはどうすればよいのか、少しは分かったような気がします。

ありがとうございました。