心理障害を治療する際は3つの観点から順序通りに解決していかなければなりません。
必ずこの3つを順序に従って行わないと、繰り返される心理障害によって深刻な危機に直面して、不幸な人生を生きざるを得なくなるということを知らなければなりません。

1.　自尊感情の回復
2.　傷治療と心理治療
3.　幸福能力づくり

この3つの過程が大変だからといって心理障害(依存症、うつ病、ノイローゼ)に陥る方が多くいますが、この場合は不幸な人生を自ら招いているようなものです。したがって必ず自尊感情の回復と傷治療そして幸福能力を備えた後で未来について考えても遅くありません。そうしてこそ幸せな人生を生きていけるようになります。

多くの人が「なぜ相手が過ちを犯したのに、私が努力をしなければならないのですか?」と質問をするのですが、その相手は、傷付いた人の苦痛と痛みを直接感じることができないたため、実際の苦痛と痛みを感じて自感感情が低くなり、傷を受けた当事者が自分自身を治療しなければならないからです。つまり加害者を治療するのではなく、被害者を治療しなければならないというわけです。

JIPオンライン治療は自尊感情の回復と傷治療を統合して同時に行います。

1.　自尊感情の回復

トラウマや心に傷ができると、相手を中心に考えるようになりますが、これは相手に対する失望、相手に裏切られたという気持ち、心苦しさなどによって現れます。そのため心理障害を治療する時は何よりも優先して自尊感情を回復しなければなりません。時間が経つと自然に自尊感情は回復されるという人もいますが、しかし回復されるのは自尊感情でなく、自信であり、自尊感情はむしろ喪失され不幸な人生を送る原因になります。自信ではなく必ず自尊感情を回復してこそ傷を治療でき、幸福に生きていけるということを忘れてはなりません。

自尊感情の回復は、既存の心理理論では不可能です。そのため、精神科カウンセリング、心理カウンセリング、夫婦カウンセリング、その他のカウンセリング、助言、慰めなどは自尊感情ではなく自信だけを高めて、自尊感情の回復は容易ではありません。

日本心理教育院では自尊感情の回復ができるオンライン治療を開発するために心と心理の原理について研究を続けました。なぜなら自尊感情の回復が既存の心理理論では解決が難しかったからです。結局、長年の研究の末、独自の「こころ理論」と「性こころ理論」を開発することができ、自尊感情の回復ができるJIPオンライン治療を完成することができました。

 JIPオンライン治療では、1～3ヵ月で自尊感情が回復されます。この驚くべき成果は、独自で開発された「こころ理論」と「性こころ理論」があったからこそ可能でした。

2.　傷治療と心理治療

自尊感情の回復は心理安定につながり、自分の傷を客観的に見つめることができるようになります。もちろん、まだ傷によって怒りを感じたり、いらいらしたり、感情が良くないことがあるのは確かですが、だからといって相手中心に生きることで傷がさらに拡大するのは防げるようになるので、ある程度は耐えられる力がつきます。この時に傷を治療して、心理障害を治療しなければなりません。

「こころ理論」と「性こころ理論」に基づいた傷治療と心理治療を行うと短期間で治療が進みます。
 

男と女の心と心理が全て分かった時に、心理作用の方法と原理も分かるようになり、心理作用の結果も予測できて、人間関係のすべての心理が読めるようになって、幸福習慣(幸福能力)が養われます。このようにJIPオンライン治療は傷治療と心理治療および幸福能力をつける治療教育です。

3.　幸福能力づくり

幸福能力は、JIPオンライン治療教育を行う過程で作られる幸福習慣(幸福能力)を指し、傷治療と心理治療を行った結果得るものです。つまり、傷治療と心理治療を行う過程で幸福習慣(幸福能力)が身につくことが、心理障害の治療です。

この幸福能力は、各自がそれぞれ自分だけの幸福能力をつけていきます。

 このように心理障害が発生すると、必ず自尊感情の回復、傷治療、心理治療、幸福能力などを順序通りに行わなければなりません。そうでなければ心理問題は解決されないので、不幸な人生を生きるしかないのです。

心理障害の治療は一般に心理治療とは異なります。

JIPオンライン治療は、短期間で心理障害を治療する近道であります。