何事も最初にスタートを切ることが一番難しいと思います。

最初に治療をはじめるときがそうでした。

ある程度治療が進み、今もそうですが、この治療法には本当に関心しております。

人生が一変するという言葉の意味が最初はどんなものが想像もできなかったのですが、今はその意味が少しは分かるような気がします。

未来に対する漠然とした不安、

過ちだらけだった過去に対する後悔の中で、

治療は、これからの人生をどう生きるべきかを悩み、考え、どんな心構えが必要なのかについて

分かるようになった時間でした。私にとって本当に貴重な時間です。

治療がされて幸福に一歩一歩近づいていくということが最初から分かったいたなら、

私だけではなくみんな治療を躊躇せずにはじめていたと思います。

みんな同じような気持ちだとは思いますが、

未来に対する不安を認めて克服することが私には一番の難関でした。

一度目より二度面、三度目は容易になりますね。最初の幸福への門(治療をはじめること)をくぐると、目の前にはさらにたくさんの門がありました。

ある門は中々開かず、ある門は鍵がかけられていて、ある門は最初から開放されていて、

この過程を経ながら、今は自分の人生の門をくぐることが難しくなくなりました。

むしろ一つ一つの門をくぐる度に幸福を感じるくらいです。

もしかすると、数多くの門をくぐりながらつくられるその道のりが私の人生ではないかと思います。

何よりも自分自身をようやく探し出せたようになこの感じは、言葉では言い表せません。

みんな自分の人生は貴重なものです。

自分を正してみると、世界も正されていくようなこの不思議な経験は

お金では代えられないものです。この治療に出会って本当に幸運でした。

まだ完治までの道のりは残っていますが、私と私が愛する人たちと共にできる瞬間瞬間が幸せです。